子供の歯並び相談に行くタイミングを逃すとトラブルにも繋がる可能性も!
目次
子供の歯並びが良くないことは分かっていても、どのタイミングで歯医者さんへ行けばいいか分からないというような悩みをお持ちのお父さん、お母さんは少なくないでしょう。
では、子供の歯並びが悪いまま放っておくとどのようなトラブルがあるのでしょうか。
今回は悪い歯並びが及ぼすトラブルについて紹介したいと思います。
悪習慣が引き起こすトラブルとは?
歯並びが悪くなるのは、日常生活の悪習慣が原因のひとつにあります。いくつか例をあげてみましょう。
食べ物を噛まずに食べる
よく噛まずに食べ物を食べていると顎の筋肉が発達せず、歯が本来生えるはずのスペースが狭くなってしまいます。
指しゃぶりや哺乳瓶をいつまでも使用している
指しゃぶり、哺乳瓶を使い続けていると力が加わる方向へ歯が傾いてしまいます。
舌を出す、唇を噛む
これも指しゃぶりや哺乳瓶と同様に、力が加わる方向へ傾いてしまいます。
虫歯を放置する
乳歯の時に虫歯を放置すると、その後の歯並びに影響を及ぼしてしまいます。乳歯の虫歯は歯並びだけではなく、永久歯の変色の原因にもなります。
歯並びが悪いことで起こりうるトラブル
歯並びが悪くなると歯が磨きにくいところが出来て、虫歯や歯周病になる確率が上がってしまいます。お口の中のトラブルだけではありません。睡眠障害や集中力の低下など一見考えにくい全身のトラブルにも繋がってしまいます。そして歯並びが悪いとやはり見た目が一番気になってしまいますね。見た目が気になることで心理的にも悪い影響を及ぼしてしまいます。
子供の矯正治療とは?
歯科矯正治療といえば、マルチブラケット装置という金属の目立つ装置を想像しますよね。小さい頃からの矯正治療はマルチブラケット装置を使わず、簡単な装置や悪習慣を取り除くトレーニングなどから始めます。この簡単な装置やトレーニングを行ったことで歯並びが改善したという例もあります。小さいころから装置やトレーニングを行うことにより永久歯を十分に生えるスペースを作ってあげます。
放置しないで!まずは相談から
永久歯が生えるスペースを確保するためには乳歯から治療を開始することで悪い歯並びを事前に防ぐことができます。また矯正治療を早くから開始することで、矯正の治療期間を短くすることができ、余分な治療を行う必要がなくなるため費用も抑えることが出来ます。子供の歯並びが悪いことに気が付いたらなるべく早くに歯並び相談(子ども)を歯医者さんにしてみましょう。