赤ちゃんの歯磨きには歯ブラシよりガーゼがおすすめ!
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赤ちゃんの成長に合わせて新しく様々な疑問や悩みが発生してくることは、つきものでしょう。
その一つに赤ちゃんの歯のケアについても悩まれる方は、多いのではないでしょうか。今回は、離乳食を食べ始めた頃から気になってくる赤ちゃんの歯磨きの仕方について、池田歯科が紹介していきたいと思います。
赤ちゃんの歯磨きはガーゼで良い?
歯磨きについて気になり始める時期といえば、最初に下の前歯が生え始め離乳食を食べさせ始める頃ではないでしょうか。このころの赤ちゃんの口の中は、よだれによってしっかりと歯が守られているためブラシなどを使用してしっかりと磨き上げる必要はなく、ガーゼなどで優しく拭き取ってあげるだけで十分ケアが可能なのです。
ガーゼを使用する際にもゴシゴシと強くこするのではなく、優しく拭き取ってあげるだけで大丈夫です。使用するガーゼは、蛍光剤や消毒液などが使われていない綿100%のものを使用するようにしましょう。また、使用する際には、赤ちゃんの口の大きさに合わせて小さくカットして赤ちゃんが違和感を覚えないようにあらかじめぬるま湯につけてから使用することをお勧めします。
ガーゼを使用したケアの効果
ガーゼで拭き取るだけでは、きちんとケアできているのか不安に思う方もいらっしゃいますが、赤ちゃんの口の中はよだれの量が非常に多いため、そのよだれによって十分に歯が守られるので虫歯を防ぐことが可能なのです。そのため、ガーゼではミルクや離乳食の残りかすを優しく拭ってあげることが目的となります。そのように考えるとガーゼで十分ケアが可能なのです。
また、歯ブラシをいきなり使うと刺激が強すぎることからガーゼで慣らす意味もあります。ガーゼによる優しい刺激から慣らしていくことで歯ブラシへの移行も簡単に行えるようになります。また、歯をきれいにすることを習慣として覚えてもらうことで歯ブラシへの移行がしやすくなるかもしれません。
ガーゼを使用したケアの注意点
ガーゼを使用して赤ちゃんの歯磨きを行う際の注意点ですが、必ず使い捨てをすることをお勧めします。洗濯をして繰り返し使う方もいますが、赤ちゃんの口に直接入るものなので衛生面には特に注意しましょう。
市販のガーゼをカットして使用することで何回にも分けて使用することができるため金銭的な面でもそこまで負担は大きくないはずです。また、柔らかいガーゼとはいえ、赤ちゃんの口はとてもデリケートなのでつい強くこすりすぎてしまいわないように赤ちゃんの様子を見ながら優しく磨いてあげてください。