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歯科コラム
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口臭や虫歯を発生させないために!口の渇きの原因になる症状は?

目次

「口の渇き」は、水分を取って解消される「喉が渇き」とは異なります。

口が渇いている状態が3ヶ月以上続いているとドライマウスになっている疑いが高くなります。唾液は1日に約1,5L分泌されていますが、口の周りの筋肉の衰えや加齢によりその分泌量は減少していきます。女性はホロモンの分泌とも関係してきます。また年齢や性別とは関係なく、睡眠中などは分泌が少なくなり口が渇きやすくなります。

放っておくと…虫歯や口臭になる

放っておくと…虫歯や口臭になる

ドライマウスになっている人は、唾液の分泌が少なくなっています。唾液には、口内の汚れを洗い流して清潔に保つ働きがあります。ですから、この働きが弱くなってしまうと、歯周病や虫歯、口臭がきつくなるなどの症状があらわれるのです。

ドライマウス専門の外来はなかなかないので探すのが大変ですが、歯科で診てもらいことができますよ。歯医者さんでは、ドライマウスに伴う虫歯や歯周病のチェック、口臭の相談を行うことも可能です。また、服用している薬がドライマウスの原因になっていることもあるので、歯医者さんに相談することも出来ます。

ドライマウスになると…

ドライマウスになってしまうと、口内の粘膜がくっつきやすくなり食事がしにくくなるなど日常生活に影響してきます。症状が進行していくと、口内だけでなく鼻や喉まで乾燥してしまうこともあります。他に、会話中に口内の唾液がなくなって会話が困難になってしまうこともあるでしょう。また、水分の少ないクッキーやパンを食べた時に少ない唾液がさらに食材に吸収され飲み込みにくくなってしまうこともあります。さらにひどくなると、舌がヒリヒリ痛んだり、ヒビ割れしてしまうこともあるのです!

リラックスできる時間を

リラックスできる時間を

唾液は、体は心がリラックスしていて副交感神経が活発になっているとたくさん分泌されます。忙しくて心身ともに休まる時間がない、仕事に集中している時間が長い時などは交換神経が活発になるので唾液の分泌が少なくなってしまいます。唾液がたくさん分泌される顎下腺は、副交感神経に関係している顎舌神経節という場所から分泌されるので、ストレスを感じて交換神経の方が有利になってしまうと、分泌量が減少してしまうのも理解できますね。

ドライマウスの原因は1つではなく生活習慣や食生活などが複合的に関係していたり、もしかすると糖尿病やシューグレン症候群などの病気が関係していることもあります。自分でその場しのぎの対処をしていると取り返しのつかないことになってしまうかもしれませんよ。気になる方は池田歯科にご相談ください。

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