周囲に気付かれずに矯正治療したい。どんな装置がオススメ?
目次
そこで今回は、なるべく周囲に気づかれない「目立たない矯正方法」について、その特徴、そしてそれぞれどんな人にオススメなのかご紹介していきます。
コンポジットレジンのメリット
◆マウスピース矯正(インビザライン)
近年特に発展が目覚ましく、人気が高まっているのが、透明なマウスピースを使ったマウスピース矯正です。インビザラインは、その中でも世界でトップシェアを誇るマウスピース矯正で、その効果には定評があります。
<特徴>
・透明で薄いマウスピースタイプなので、装着していても目立たない
・ワイヤー装置とは違い、口元が張り出すことがなく、見た目を損ねない
・違和感や歯が動く際の痛みが少ない
・食事や歯磨きの時には外せるので、不便を感じにくい
・自分でマウスピースを交換することで歯が動いていく
・毎日の装着時間をしっかりと守らないと歯が動かない
・治療前に歯の動く様子や最終的なイメージを画面で確認することができる
・治療回数、治療時間が少なめ
<こんな方にオススメ>
・なるべく痛みを少なく矯正治療を進めたい方
・忙しくてあまり通院に時間を割けない方
・なるべく生活を不便にせずに矯正治療を進めたい方
・金属アレルギーが心配な方
・毎日20時間以上、しっかりと装置をつけることができる方
・不正咬合の程度が比較的軽症の方
◆舌側(裏側)矯正
ワイヤーを使った矯正治療の一種で、歯の裏側に装置をつける方法です。装置は表からは見えないので、矯正していることを知られずに治療を進めて行くことができます。
<特徴>
・装置は表からは全く見えないので周囲に気づかれない
・装置が歯の裏側につくので、違和感が強い
・治療期間がやや長めになることがある
・食事、歯磨きの際に邪魔になりやすい
・発音がしにくくなることがある
・技術的に難しいので、治療費が高め、また治療を行っていない医院もある
<こんな方にオススメ>
・装置が全く見えないのを希望する方
・マウスピース矯正で治療ができない方
・放っておいても歯が動く方法をご希望の方
◆白い装置を使った表側矯正
表に装置がつくワイヤー矯正は、目立つというイメージが強いですが、白い装置を使うことで、なるべく目立たないようにすることができます。
<特徴>
・適用症例が広く、あらゆる症例に対処できる
・費用、治療期間も舌側矯正に比べて抑えられる
・食事、歯磨きの際には邪魔になってしまう
・他の方法と比べて虫歯のリスクが高め
<こんな方にオススメ>
・なるべく費用を抑えて治療したい方
・歯の移動距離が大き目の方
・マウスピース矯正で治療ができない方
・放っておいても歯が動く方法をご希望の方
それぞれの方法に利点、欠点があります。どのような方法が適しているのか、というのは、その人の歯並びや生活スタイルによっても異なりますので、詳しくは矯正歯科医と相談してご自分に合ったものを選ぶようにしましょう。