歯茎に突然の激痛!「ツボ」押しで治療までの応急処置
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「歯がズキズキ痛む」「歯茎が腫れて痛い」このような症状が突然あらわれるととても辛いです。
歯医者さんへすぐに行くことができればいいのですが、「病院がやっていない時に限って痛みがあらわれる」「痛みどめが効かない」なんてことがあると病院が開くまで待つのは酷ですよね。そんな急激な歯や歯茎の痛みが起こったときの応急処置としておススメなのが「ツボ押し」です。
突然歯や歯茎が痛くなったときや、痛み止めを飲んでもなかなか効かなかった方は一度試してみてはいかがでしょうか?池田歯科がピッタリの方法をご紹介します。
痛みが起こる原因
歯の痛みが起こる原因は、主に虫歯と歯周病が考えられます。歯の痛みは歯の表面にあるエナメル質の真下にある象牙質によって起こります。象牙質には痛みを司る神経が通っていますが、虫歯や知覚過敏の痛みは象牙質が刺激されたことによって起こります。
歯茎の痛みが起こる原因
歯茎の痛みの原因は、歯の根っこに細菌が入り込んでいる状態や、歯と歯茎のすきまに細菌が入り込むことによって歯茎に炎症が起こっていることが考えられます。特に疲れが溜まっているときや、免疫力が低下しているときに歯茎の痛みは悪化します。
上の歯や歯茎の痛みに効く足のツボ
足にある「内庭」というツボは、上の歯や歯茎の痛みに効果があります。内庭は、足の甲側の人差し指と中指の股の部分にあります。痛みがある側の内庭を手の親指と人差し指ではさむようにつかみ、親指の爪を立てて、上から5回押します。次に親指の腹を使って、上からゆっくり10回押します。ツボを押すポイントは、最初に爪を立てて刺激することです。爪を立てることで内庭のツボをピンポイントに刺激し、効果を高めることができます。
下の歯や歯茎の痛みに効く手のツボ
手にある「商陽」というツボは、下の歯や歯茎の痛みに効果があります。商陽は手の人差し指の、爪の付け根の親指側の横にあります。痛みがある側の商陽を反対側の手の親指と人差し指ではさみ、親指の腹でゆっくり10回押します。痛みが酷い場合は親指の爪を立てて5回押した後、親指の腹で10回押します。また商陽は上の前歯6本にも効果があります。
ツボ押しは応急処置として効果的
内庭や商陽のツボ押しの後に、全身も揉み解すようにマッサージすると、身体全体の血流が良くなり、痛みをより和らげることができます。ツボ押しはあくまでもその場しのぎの方法ですが、病院へすぐに行くことが出来ず、痛みが酷い場合は是非試してみてください。